マタイによる福音書 1章18〜25節 2章13〜15節

イエス降誕物語に登場しますマリアとヨセフ。マリアの信仰は良く知られています。ではヨセフの信仰はどうか。ひと言でいえば、「黙って主のお言葉に従い続ける信仰」。そのことに揺るぎはありません。なぜなら主のお言葉に誤りはないと確信しているからです。彼は、身重になった許嫁マリアを妻として迎えること、生まれてくる子を「イエス」と名付けるようにとの主の言葉に黙って従います。親子三人平穏な日を過ごそうと願うヨセフは主の天使の「エジプトに逃げろ」の言葉にエジプトへ逃避行します。再び天使の「エジプトでの生活を捨て故郷に帰れ」との言葉に従います。更に、戻った故郷を離れ「ナザレに住むように」の言葉に黙って従います。この「どこまでも従順」という信仰によって救い主イエスは育てられていきます。

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