ヨハネによる福音書 3章31〜36節

人は、意識する、しないに関わらず、聖書に記された「神の言葉」、「御言葉」を聞いています。それは、人に命の約束を語ります。神に逆らおうとする人の罪を赦すと言います。すべての悪から人を救うと告げます。そして神は、いつも人が立ち帰ることを待ち、御手を伸べていると話されています。ところが、このように告げられる「神の言葉」を信じ、後について行く人は、そう多くはいません。「神の言葉」よりも自分の考えと与えられている自由を自分のものにしたいという誘惑に負け、神の声を聞くことを避けています。であっても神は、そのような人をも愛しておられる。そのために父と呼ばれる神は、御子と呼ばれるイエスをこの地に遣わされ、告げられた「神の言葉」を実現なさいます。十字架と復活によって。

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