ヨハネによる福音書 6章41〜59節

「わたしの肉はまことの食物、わたしの血はまことの飲み物」イエスの言葉です。そして「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲みなさい」と。食事の席、料理がお皿に小鉢に美しく盛りつけられています。食べるのがもったいない。でも、どんなに美味しいといわれる料理も、食べてみなければ美味しくも不味くも分りません。「どれほど眺めていても、わたしの命は得られない。取って食べなさい」。イエスの勧めです。それは、「わたしはイエス・キリストを信じる」と告白することによって味合うことのできる永遠の命のパンの味。生涯一度限り、見える形での「洗礼」です。このイエスという命のパンを食べた者は、その人生で幾度もイエスの肉を食べ、血を飲む「聖餐」の恵みに与ります。そして日常的に御言葉、聖書を味わうのです。

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