ヨハネによる福音書 7章10〜24節

神が与えられた律法。それは突き詰めれば二つ。「あなたの神、主を愛しなさい」と「自分自身を愛するように隣人を愛しなさい」という「愛」が中心の律法。そしてその愛を完成されたイエス。しかし人々はそこに多くの掟を加え、神の御旨である律法が意味することよりも、掟を守り、「してはならない」、「ねばならない」という「行い」を大事にしていく。尤もこれは他人事ではありません。私たちも、礼拝には「出席せねばならない」、聖書は「読まねばならない」。祈りを「しなければならない」、等々と。イエスが私たちに与えられるのは、そのような掟ではありません。そこからの解放、罪の赦しの教え。喜びの言葉。それは私たちには「尽きぬ命の泉」。その「命の水が欲しい者は、価なしに飲むがよい」と私たちを招いておられます。

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