ルカによる福音書 1章26〜38節、2章1〜7節

今は「待降節」です。そこで聖書が記すキリスト降誕の物語を少し違った角度から見てみます。処で、預言されているキリスト誕生の条件は何か。それは①「おとめが身籠って男の子を産む」。②ダビデ王の末裔である。そして③ダビデの出身地であるベツレヘム生まれであること。さて①ナザレの町の乙女マリアは天使から「男の子を産む、名はイエス」、「神にできないことは何一つない」と告げられ、「お言葉通りこの身になりますように」と受け入れます。②彼女の許嫁ヨセフは「ダビデ家の血筋」。③ナザレからベツレヘムまで約200キロ。主はローマ皇帝を使います。有無を言わせぬ全住民の出身地登録をです。この勅令によってマリアはベツレヘムへと旅し、そこで月が満ち嬰児を産みます。「主は救い」と呼ばれるイエスです。

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