コリントの信徒への手紙II 13章5〜10節

キリストの伝道者パウロは悔しかった。力の限り救いの福音を語ってきたのに、いつまで経っても理解しない人たち。そればかりか、「パウロは間違っている。彼の教えは可笑しい」とまで言いだす者がいる。私たちもまた相手のことを思い、話しているのに、一つも理解されないばかりか、「あなたの考えていることは可笑しい」などと逆に非難されてしまうことがある。悔しいし、「もうあの人には話さない」とも思う。しかしパウロは、どれほど理解されなくても、愚か者と言われようとも福音を語ることを止めなかった。一人でも救われることを願って。今はまだ信じていないかもしれないけれど、いつまでもそうとは限らない。いつの日か、その時が来ることを願って、祈り、福音を語り続けます。私たちのために。

This entry was posted in post_cat_message. Bookmark the permalink.