ローマの信徒への手紙 1章14〜23節

使徒パウロは「わたしは福音を恥としない」と言います。それは「信じる者すべてに救いをもたらす神の力だから」。「信じる」とは、私たち人間側の行いによるのではなく、神が私たちに与えられる恵みの業です。その神に自らを委ね、信頼をもって、これを受け取る。そこに信仰が生まれ、「人を罪の中から救いだす」という神の義が実現するのです。この神の救いの道は、神を信じようとする者、誰にも開かれています。これが福音、良き知らせです。「救い」は神の御子イエスによって成された十字架と復活によって成就しました。その救いは、生まれとか人種、過去に何をしてきたかということによって閉ざされることはありません。この福音を信じ受け入れることが私たちの喜ばしい務めとなるのです。

This entry was posted in post_cat_message. Bookmark the permalink.