ローマの信徒への手紙 1章24〜32節

御言葉は私たちに「人間の罪に対する神の罰」の考え方を大きく変えます。私たちは、神の怒りは直接人間に加えられる、それも厳しい罰となって表される。それに耐えられるものは誰もいないと考えていました。しかし人間の罪に対する神が下される罰は、「好きなようにすればよい」ということ。必要以上に欲を満たそうとする人間に「したいようにして良い」と言われる。とうぜん「そうですか」と自分の好きなようにすることではないことは分かります。それなら何であれ、私たちが思いついたことを自由にしないという訓練が必要だということ、また自分自身を神の主権の下に置くことが、私たちを恵みに向かわせ、神の怒りから守られることだと悟ることは、この後の人生を生きていく上でとても大事なことなのです。

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