申命記 8章2〜4節

「人はパンだけで生きるのではない」。[そんなこと分かっている、栄養のバランスを考え偏りなく食べなければ]。聖書は偏食を戒めているのでしょか。「神の民」がエジプトを脱出して、荒れ野を四十年もさ迷った末にたどり着いた地で聞いた言葉は、「この四十年の間、あなたのまとう着物は古びず、足がはれることもなかった」。どのような困難な時にも神は私の人生に必要なもの備えていてくださるという信頼です。荒れ野の中で民は、生理的な欲求を満たす水やパンを求めました。しかしそれだけでは生きていけません。私たちには生きる目的、何のために生きるかを知る知恵や力が必要です。それを与えてくれるのが、「人はパンだけで生きるのではなく、主の口から出るすべての言葉によって生きる」と言われる聖書の言葉です。

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